リキッドベース

リキッドベースはウェブアプリケーションを開発・実行するためのプラットフォームです。

インターネット環境を利用した予約システムやECサイト、SFAやCRMから基幹業務までウェブ上に構築可能なシステムならリキッドベースにできないことはありません。

lb_environment.png  

ただ、リキッドベースは今までのウェブアプリケーションプラットフォームとは発想もアーキティクチャも全く違ったものとなっています。

これからの情報システムに求められるものは何でしょうか?

  • 情報要素を配信・制御する能力   ー優れた利便性
  • 情報を防衛する能力   ー高いセキュリティ
  • 生産性を高める能力   ー優れたコストパフォーマンス

これらの重要な課題についてのひとつの答えが「Liquidbase」なのです。
リキッドベースがみなさんに提供する技術についてご紹介します。それぞれのキーワードをクリックしてください。

DOCS ( Dynamic Object Creation System )

DOCS は簡単に言うとプログラムを作るプログラムです。必要とする機能を必要なとき(実行するとき)に作成します。
DOCS の概念はリキッドベースの中でも中核的な技術でこのコアテクノロジーを中心として各機能を実装しています。

  • 例えば一つのリクエストに対して単一の動作ではなく、いくつものバリエーションを持ってレスポンスすることができます。これを MMAS として実装しています。
  • また、実行時にプログラムを生成するので複数の機能を有機的に結合することができます。これは Nebula として実装されています。
  • セキュリティの面でも大きな効果が期待されます。機能は実行時に内部で生成されますのでアプリケーションプログラムが存在しません。したがってプログラムを解析したり改ざんすることができないのです。

DOCS についての詳しい説明は こちら をご覧ください

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MMAS ( Multi Mode Application System )

ひとつのプログラムでありながら利用者に応じて、画面構成、対象データ範囲、動作権限など複数の挙動を作り出すことができる情報制御能力を得ると同時にセキュリティバイフィルタリングを実現する画期的なテクノロジーです。情報防衛と利便性を同時に得ることができます。

MMAS では動作モードと言う定義体を複数用意することによって利用者毎に動作を変化させてゆきます。

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下図は、人事データを行と列の両方で制御するイメージです。権限を持たない者にはプログラムの存在を消して(Not Found)レスポンスしています。

mmas_image02.png キーワードメニューへ戻る

Deploy

Deploy(デプロイ)は「配置する」、「展開する」という意味を持っています。リキッドベースは文字通りデプロイによってアプリケーションを 組み立てることが出来ます。
関数や文法など特別な「お作法」を覚える必要はありません、標準のスケルトンをコピーして変更を加える形式なので効率よく作業することができます。

ウェブアプリケーションの開発経験が無い方でもリキッドベースの使い手になることは決して難しいことではないでしょう。

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Nebula

リキッドベースはプログラムを積み木やブロックのように組み合わせて利用することが出来ます。
たくさんの星が引き寄せあい影響し合ってできている星雲( Nebula )をイメージし、このようにプログラムもつなぎ合わせることが出来たら、と考え Nebulaシステムの研究、開発を重ねてきました。

Nebula はベースになる Nebulaマザーと呼ばれる枠組みの中に Nebulaパーツを組み込んで利用します。

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MCAA ( Multiple Class Authority Autentication )

多階層権限認証( Multiple Class Authority Autentication )をMCAAと呼んでいます。
ファイルへのアクセスやプログラムを起動する際の認証を行うために開発されました。
MCAAは次の様な特徴を持っています。

  • ファイル単位認証
    現在一般的に行われているディレクトリ認証ではなく、ファイル単位の認証です。
  • 権限認証
    利用者の権限に応じたファイルアクセス認証やプログラム起動認証を行います。
  • 多階層権限認証
    権限を階層化し、膨大な権限構造を容易に扱うことができます。
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下図はMCAAの多階層権限認証の動作イメージです。

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Security

  • セキュリティ バイ フィルタリング

従来技術の発想は入れ物に認証をかける考えです、直接情報要素を守っているわけではありません。
私たちが考えるセキュリティは、情報に対するフィルタリングがセキュリティを構成するという概念です。ファイルにアクセスをして、許可されている情報要素だけが得られる状態を情報制御と考えています。
情報要素制御もセキュリティも動的フィルタリング技術により得られると考えられます。

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  • プログラムファイルが存在しないことによるセキュリティ

リキッドベースはプログラムをファイルとして存在させないこと( DOCS を参照)によって次のようなセキュリティ上の効果を生んでいます。

  • 不正起動の防止
    プログラムファイルが無いため権限の無い者が不正に起動することが出来ません。
  • ウィルス感染しない
    ウィルスが感染するファイルそのものがありません。
  • プログラムの解析・改ざんができない
    プログラムファイルが無いため解析したり不正な命令を埋め込むことが出来ません。

リキッドベースは権限を持たない者がデータに到達することが極めて困難なシステムになっています。

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Extension

特殊な演算や複合的なデータベース操作など高度な処理を行う場合にはエクステンションとして機能拡張をアドオンすることが可能です。
エクステンションは高級言語を利用していて処理上の制約や上限はなく利用者の要望に応えることが可能になっています。

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